本日は Infinity Ventures Summit サマーワークショップというIT業界の経営者に話を伺うカンファレンスに顔を出してきました。慶応義塾大学の協生館をお借りしたこのイベントの登壇者は豪華絢爛。無駄遣いと言えるほど各分野の著名な会社の経営者が軒を連ねました。観衆は400名を越える様々な大学の学生。Ustreamでの中継も行われました。ハッシュタグは#IVSです。まとめ→http://togetter.com/li/176811
Infinity Ventures Summit (http://www.infinityventures.com/ivs)
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mikito tanimoto
今回、経営者のライブトークとプレゼンを立て続けに24人分(モデレーター含む)拝聴して感じた事はこうなります。

表面的な意見の相違はあるが、本質的にはほぼ全員が同じようなことを言っている。

もちろんこれは、”同じようなこと言ってたから無駄だった”ということではありません。むしろ、経営者という人種になんらかの共通項が見出せた事が最大の収穫でした。そして、彼らが言わんとするストーリーをぼんやりと妄想する事ができました。彼らの言葉のピースを繋ぎ合わせて私はこう解釈します。



    本当に自分のやりたい事、そのためにやるべき事はなんなのか?

    その達成のために、他人との摩擦を恐れて自分の情熱を消耗させるな。

    その達成のために、常に学べ。

    批評家になるな、未来を作る側になれ。

    情報消費者になるな、情報を作る側になれ。

    大きなビジョンを描け。

    信頼し合える仲間を作れ。

    結果にこだわれ。

    現時点で自分の置かれている心地よい環境に甘んじる事なく、新たに挑戦的な行動を起こせ。



これらの言葉の向こうに貫通しているものが一筋見えてくるような、そんな熱いメッセージ自らが持てるものを最大限駆使して、答えのない問いに挑んでいるという姿勢に、気迫の説得力があります。どの登壇者も「明確なゴールはないから、いまでも自分は道半ば。あたかも成功者のように扱われるのは違和感がある。けれども、人より色々経験したから、心得ているつもりだ。」という雰囲気をたたえていました。自信過剰ではなく、自信を持てる何かを得た結果、正当に主張しているということではないでしょうか。それができるのは”自分”というものに真剣に向き合っているから。だからこそ、他人に高い要求を突きつけられる存在でいられるのでしょう。その刺し違えるほどの真剣な関わり方が、カリスマ的な魅力の根源になっている気がします。そして、彼らがともに歩む仲間を選ぶ基準は「実力」ではないということ。実力がなくては話になりませんが、最終的には一人の人間として、深く意思疎通ができるかということに尽きるようです。付け焼き刃のおべっか使っているようでは、何も進歩することはないでしょう。

学生という視点を付け加えるならば、IVSのセッションが訓示したものは
[各論]
    「なんのために就職活動するのか考えてみろ。」
    「学生という枠にはまってるだろ、自覚しろ。危機意識を持て。」
    「自分の仕事のあり方を自分で切り開いて行け。」
[総論]
    「本質を見抜いて、考えに考え抜いて、自分で歩け」

と、私はそう感じました。枝葉末節はいらない、他人がどう考えているかは気にしない、自分で考え、自分で行動する。そういった意味で、本質以外のものを「今すぐやめて」しまえ、と。・・・ですが、そんなこと誰もができるわけではありません。誰しも彼ら経営者の言葉に熱くなり、自分もそうありたいと思いながらも、自分にうそぶいては言い訳がましく、いつも通りのぬるま湯に浸かります。

Be uncomfortable. "居心地の悪い環境であれ"

これに尽きると思います。環境が人を形作るのは間違いないと思っています。ですから、脳みそをフルに回転せざるを得ない状況を作る必要があります。安穏と情報消費者に甘んじる事なく、凍える外気にさらされても未開の地に踏み入れるべきだと、そう思います。その意味で自分も作る側であれ、「生業を起こせ」ということです。「起業しろ」というのは何も、「会社を起こせ」のように狭義に捉えて欲しくないと思います。自分が答えのないものに挑戦する事で初めて得られる視界を見ろ、という意味で書きました。自戒を込めて。だから、誰かに迎合する事なく、自分の存在を証明するビジネスに果敢に挑んでみろ!ということです。

その意味で、

いますぐやめて、起業しろ!



 


Comments

06/22/2012 23:59

Just reading up on some of this lately, was interesting.

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