前置き an introduction: I've took part in one mysterious internship program. In that program, we solve the various riddles in unfamiliar place to get the treasure called Sun-kissed Hidden Treasure. As you may know, I also engaged in an IT venture as an long-term internship.

長期インターンしていたときの気持ちと、5人でナゾトキをしていたときの気持ちの違いが分かった気がする。
I dare say I got the difference between the feelings in a long-term intern and those in solving riddles in a group of 5.
5人でナゾトキをするのは、「自分と仲間の強みの認識と役割分担を瞬発的に行って行動」の繰り返しだった。とにかくそれ
Solving in a group of 5 was a fast repeat cycle of judging our own strength and acting with an instant role sharing. We
をひたすら繰り返し、数秒ずつトライアル&エラーをしていく。与えられた課題によって、仲間との関わりも状況も変化して
devoted ourselves to do that, then did trial and error by the second. Depends on the discipline, the situation changed. And
いく。時間が進むにつれてプライオリティが入れ替わり、判断と決断を迫られる。
we had to change our mind how it should be. We had to make decision in the fast-flowing order of priority .

5人という小さな単位でチームという円を構成しなくてはならない。「一人の範囲は大体このくらいかな」と、流動的に、し
 It is hard to form a "Circle" as a team by a small unit such as 5 people. You guess how far the range of commitment for each
かもほぼ直感的に円を構成する。5人だからこの明確なイメージが描けた。円が欠けていると、すぐに支障が生じてくる。因
person is. It is done by your intuition. Only 5 members, that's why I could describe the circle. If the circle is missing some
果関係がものすごく明快に感じ取れるのだ。それがすごく良かった。
parts of it, it causes something wrong. The circle definitely reflects a causal relationship. That's what I have wanted for long.

あの感覚は忘れられない。フラッシュ暗算のように、瞬時の判断とそのフィードバックが次々と行われる。圧倒的スピードで
I clearly remember that feeling. Sequential judgments and feedback are done in flash. The chain polishes our decisiveness.
判断力が磨かれていった(磨かれて、今輝いているかは定かでないが)。私は、従業員が200名程度の会社の中にいたとき、あの円がイ
(I don't certain whether it is shining or not.) Anyway, let me talk about my working in a company with 200 employees. At that
メージできなかった。全くと言っていいほど、全体像が把握できなかった。自分の処理能力と把握能力を大きく超えていたか
time, I could not figure the circle that I mentioned. Completely not. It was far beyond my ability and capacity. I could not
らだ。円の輪郭に焦点を合わせられず、線はぼやけていて、誰がどこを担当しているのか知らなかった。自分には分不相応な
bring into focus on the outline. Further, I don't recognize who is in charge of what.  Worse, I couldn't identify my own position.
環境だった。むしろ、自分の立ち位置でさえ明確にできない奴だった。大きなフィールドにでるのは、それなりの器を備えて
 I wasn't worth being there. But it was productive. Keenly felt that I need to have certain caliber as it should be to identify
からでないと自分の存在意義を打ち出せないのを痛感した。だから、その器になったらもう一度挑戦しようと思う。
myself in bigger field. So, I determined to challenge again but not go into there till I get the caliber.

結局、両方楽しかったし良い経験だった。ってわけなんだけれども、自分はまず小さくて底まで見通せる器からスタートする
For a number of reasons, both were absolutely fun and good experience at last. Those gave me one perspective that I
のだろうなと思った。内容物が大きくなるにつれ、器も変えていくことになるんだ。内容物を大きくするには、5人くらいで
suppose to start with small caliber whose depth is fathomable. When the contents get bigger, it is supposed that we change
円を一生懸命埋めるのが最適だと思った。そのうちに、自然と大きくなり、器とのバランスも取れてくる。そしたら次のス
the caliber. It is the most suitable way for making the contents bigger to fill up the circle with 5 desperate people. In the
テップ(器)だ。この仕組み、いつも必死になれるのが良いところ。
meantime, the caliber gets bigger to fit the vessel actually. Then go forward, and you can be desperate again. This is how it goes.
 
私は普段、清澄白河行きとか、押上行きという電車に乗っています。
現代人なら誰しも、自分の乗る電車の行き先は知っているはずです。まさか知らない人なんていないでしょう。
ところで、日本の若者はどこへ向かうのでしょうか。現在20歳ごろの若者の最大の関心事は何でしょうか。
きっとAKBと小沢ではないだろうと思います。そう願います。

20歳くらいの人ってどんな人でしょうか。大学に通っているのかな。
大学・短大進学率は59.4%らしいです。高校生の約6割が大学に行っているんですね。割と大きい数字だと思います。
そして、この大学生たちがこれから本格的に経済活動に身を投じる人たちですから、この先日本経済にインパクトを与えるのはこの層です。それを分かっているからこそ、大学生の最大の関心事は「就職」でしょう。いや、実は就職「活動」です。

就職活動(いわゆるシューカツ)は、大学3年生にとって生活の一部とも言えます。悲しくもその年度のテーマなんですね。
もはや大学1年のときから企業でインターンを始める学生もいるほどです。就職活動の早期化は、至る所に見られます。
それでも、昔から早くに準備を始めるというのはあったわけです。会計士になるためにスクールに通ったり、弁護士になるためにロースクールに通ったりもそうです。
中学は高校入学のための準備段階ですし、高校は大学入学のための準備段階で、大学は就職のための準備段階となり、仕事は老後のための準備段階であります。
ざっくりこんな人生があるわけですが、何故そのようになってしまうのか。何故大企業に入りたいのか。
それら「準備」が終わったらどの船に乗るつもりなのか。

どの会社・団体に入るかは、善し悪しで語ることではないと思いますから、言う事はありません。
ですが、大企業に入る理由として「安定」とか「報酬」とか「名誉」で考えている奴!が多すぎます。
諸アンケートで大企業志向は減りましたというのを目にしましたが、アンケートの取り方があっぱれですので是非チェックしていただくと良いと思います。「『絶対大手企業でないと嫌だ』が◯.◯ポイント減り・・・」みたいに書いてありますが、現代の草食系は「絶対大手企業でないと嫌だ」なんて口が裂けても言えないんじゃないですか。

ともかく、大企業志向というのは根強く残っています。自分が乗るモノの行き先なんて知ったこっちゃないという方はたくさんいる。ただその豪華客船に乗りたい、というわけです。それが、実際の電車くらいだったら行き先について頭を巡らせることもできます。10分とか30分先の未来のことですから。でもそれが5年、10年先となるともう行き先には目をつむって競争の勢いで「えいっ」と飛び乗ってしまう。飛び乗った先ではみんな運命共同体だから居心地がいい。自分たちだけ飛び乗れた、さぁひと安心と。この乗り物がどこへ向かおうが楽しそうに
できるのが長所です。

大企業といえど、数年前までは名もなき中小だったりしますね。だからどうだってことではないですが、就職活動をする学生はなぜか大企業にありもしない魔力を感じ取ります。そのバイアスが問題だと言っているんです。就職するのがゴールの就職活動。就職活動をするのが目的の大学3年生。
どうして行き先不詳のまま電車に乗る事ができるのでしょうか。

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